美しいという表現

息抜きがてら、「博士の愛した数式」を読んでみました。

方程式ではなく数式をタイトルにしていたところに魅かれました。
言葉の方程式とかではなく、数が出てきそうだなという点です。

で、僕は物理を美しいと思ったことはまだないなぁということが一番大きかったかな。
凄いとか面白いと思ったことはあるけど、美しいと感じたことはない。

僕の近くにいるある実験屋さん(白髪の先生)はよく美しいという表現を使われる。
この先生はとにかく、物理が好きで、趣味と仕事が一緒になってるんだなと誰もが分かるような方。
おそらく先生と知り合って初めて物理に触れたであろう奥さんとの夕飯時の会話も物理なんだそうだ(そんな奥さんでも、しっかり先生の話す物理の会話についていき、議論するんだそうだ)。
でも、僕には美しいという表現を使うその感性が良く分からない。

物理に向いていなくて美しいと感じることがないということもあるかもしれないけど、この歳まで続けているんだから、人生のターニング・ポイントで物理に選び直したぐらいだから、全く向いていないわけではないと思う。

だから、これからももっと、いろんな現象に触れていきたい。
それも、論文など文字で情報を得るのではなく、人との会話で得たい。
そんなわけで、今年はいろんなところで発表して、発表して聞いて頂いた分だけ、僕もいろんな方の提供する情報を得ようと思う。

そのプロセスで美しいという感覚が得ることができれば、なお良いかな。
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by phonetic | 2006-01-16 04:03 | ひとりごと
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